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山路寺 & 明延鉱山

市主催の尚徳大学で郷土コースを受講しています。
郷土で何故養父市の見学?と思っていたのですが、
山路寺襖絵を描いた片山楊谷(1760~1801年)が鳥取に関わりのある人だったそうです。
鳥取にはあまり絵はなく、この山路寺の襖絵は最晩年の遺作だそうです。

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いきいきしていて今にも動き出しそう。
『動きのある画面と繊細な筆致が極めて印象的である』
(山路地のパンフレットより)
うんうん。同感同感。
鑑定団に出したら…なんて下世話なことを… 
いえいえ兵庫県指定の重要文化財ですから!


その後明延鉱山の坑道を歩きました。
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諸事情(笑)によりこの他の写真なし。
 アリの巣状に掘られた坑道の総延長は550㎞。大阪~東京間の距離。
 豊かな鉱脈。
 昭和62年まで掘られていたが外国の安価な鉱物に押され閉山にいたったこと。
 最近まで産出していた鉱山なので重機などが開発され近代化されていたこと。
 たくさんの犠牲者を出していたこと。
 今ではお酒や麺つゆの保管庫として利用され活躍していること。
を知りました。

閉所恐怖症気味の私は閉塞感とむき出しの岩肌に恐怖感を覚えました。
こういうところで働いていた人、一人一人が今の日本を支えていたのですね。

私達が食事をしたあけのべ自然学校は廃校になった小学校の校舎。
こういうとことを利用しながら兵庫県の小学生は5日間の宿泊学習をして郷土を学ぶそうです。
実際に肌で触れることが出来ことは素晴らしい取り組みだと思います。
by daisuki-forgetnot | 2016-07-17 08:53 | お出かけ

slow lifeに憧れながら、ばたばたとあわただしく過ごしている毎日をつづっていきます


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